びゅーてぃふるらいふ!

道は阻にして且つ長し。これからだ。

神田 ミルクホール ラーメン

さぁ、ブログっぽいことを書いてみよう。

 

今日は午後から出勤だった。

暇を持て余したBijinninaruは東京駅へ降りた。

気温32℃。ようやく夏本番の温度になってきたな。と思いながら健康のために歩く。

 

歩く。

 

.

 

 

 

……

 

 

……い。

首のあたり日焼け止め塗るの忘れたし、焼けてそうだな。あ、顔も忘れてたわ。

 

現在時刻10:00。

この時間、商業施設はほぼ開いていない。

東京駅に来たから千疋屋のパフェで涼もうと思ったけど開いてない。がっかり。

KITTEのエントランスも冷房もきいて人はいるものの、薄暗く寂しい。

 

このまま11時まで待つのもつまらないのでこの辺りをふらふら歩くことにした。

気分で決めた方向に歩いていくと橋を越え、みるみる景色は高級感あふれるオフィスから少しくたびれた街並みに変わっていった。

そうタイトルにある「神田」まで歩いてしまったのである。

 

 

全ての道はローマに通ず、ここから神田に通ずるのか〜としみじみ思いながら、ジリジリと暑い道をずんずん進み…

 

着いた。

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ミルクホール?駄菓子屋?コカコーラ?

いいえ、ここはラーメン屋なんです。

昔は「ミルクホール」の名前の通り牛乳が飲めるところだったらしい。まぁ、神田のうまい店で検索したらヒットしたらこの「ミルクホール」(ラーメン)が候補として上がったのでいつか行ってみようと心の中に

着いた時刻は11時前。「営業中」の看板もしっかり確認して、自動ドアではない木製の建て付けが悪い引き戸を開けると…

3人の店員さんが出迎えてくれた。

 

『いらっしゃいませー』

「いらっしゃいませーー」

どうして厨房の親父さんだけワンテンポ遅れてるんだ。

 

ここはカウンター席が存在しない。駄菓子屋の広さにテーブルが6台である。手前の右のテーブルにはチャーシューがドカンと置かれていた。Bijinninaruが来るまで作業していたらしい。

 

テーブル座るなり気づいた。

あれ?メニューなくね?割り箸とコショーとラー油しか見当たらない。

「メニューはあちらです」

なんとお品書き真正面の壁に張り出されていた。カルチャーギャップだった。メニューはテーブルにあるものじゃないのだな。

しかしお品書きの中にカレーライス、ラーメン…やっぱり牛乳はないんだな。

 

おかみさんがカツンとお冷やを置いて途端思い出した。

そうだ私水飲みたかったんだ。ゴクン

水冷えてる!うめーー!!

 

グラスの水はあっという間になくなった。

またおかみさんが冷たい水を注いでくれた。

また飲み干して…おかみさんを往復させてしまった。

 

チャーシュー麺を注文し、壁に飾られているミルクホールの水彩画をしみじみ観ながら待っていると

「お待たせしましたー」

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きた、写真通りだ。

この昔ながらの素朴なラーメンな感じ!

これは私が好きなラーメンだ!

匂いも食欲をそそられるような香りがどんぶりの中から漂っている!

絶 対美味いに違いない。

 

では一口…

 

…うむ、想像通り美味い!

リピ確定!

優しい醤油の香りがツルッとした麺と相性抜群!脂っこいチャーシューが苦手な私に嬉しい脂の少ないチャーシュー私のために用意してくれたのかというくらい食べやすい!!

 

美味い、美味いぞ!今日初めての食事に感動するBijinninaru。

しかし、食べてて気づく。

このラーメン、冷めないどころか中が超熱いぞ?今まで食べてきたラーメンもこんなに熱くならないのだが何かあるのだろうか?

わからない。だれか教えてほしい。

 

熱いが美味いラーメンを完食し、名残惜しくスープを啜っているとふと思った。

最近ラーメンの個性が強すぎて昔ながらのラーメンを提供しているお店を見かける機会が減った。こんなに好きなのに。

私がチェーン店で好きなラーメンは迷わず

幸楽苑の中華そば¥290」

これ一択だ。さらに玉丼があれば上機嫌だが、看板メニューでもあった中華そばはいつしかなくなってしまった。無念である。

 

 幸楽苑の中華そばのようにやむを得ない理由で去っていったラーメンも数多にあっただろう。しかし時代に流されずに現在まで続くお店というのはお客からの愛情が大きかったから続けてこれたのではないだろうか。

ミルクホールのように長年支持されているお店がずっとこの先も愛されてほしい。

私もミルクホールのリピータになるのだから!