びゅーてぃふるらいふ!

道は阻にして且つ長し。これからだ。

寿司屋のガーネット 鮨DINING辰

「今日も昨日と同じく猛暑日となりそうです。外は32℃と表示されています。」

文化放送のお姉さん、絶対それ以上の温度があると思う。

 

先に断っておくが、寿司ネタの感想をいちいち書いているため前回のミルクホールより長めにである。それでもよければ是非ご覧になっていただきたい。

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今日は行きつけだったランチが完売したので、開拓することにした。

気になっていたしーすー。

私の同級生は「生魚が苦手なのぉ」「刺身って血なま臭くて嫌いですぅ~」と言ってる人が多かったな。そういうやつに限ってかわい(こぶってる)人が多い気がする。

 

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この見た目だと寿司は回らなさそうである。

前回通りがかった印象は、こぢんまりとした店内にホワイトカラーのおじさん達がカウンター席で楽しく会話している少し一見さんにはレベルの高いお店である。

少なくとも女性には。

 

 

お店の前に看板が置いてある。

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ランチメニューだ。

巻き寿司がランチメニューとして提供されるのはなかなかレアではなかろうか?私は今まで寿司屋のランチメニューで巻き寿司が出た店を見たことがない。

 

うーん、ヒカリモノ丼…シーフードボール…

なんかどれも美味そうだな。だが、せっかく寿司屋に来たならコレだよな。

 

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特別ランチ・プレミアにぎりセット♡

 

念をおすが、私はこの店にくるのは初めてだ。

だがこれを頼まずにはいられなくてプレミアにぎりの響きがたまんなくて…

 

いざ入店。サンルームのような外見でどこが入り口がイマイチ分かりにくい。全部窓かと思った。

 

ガラガラッ

 

店内に証明が少ない気がする。いや、外が明るすぎる関係か?

やっぱり中も狭めですね…テーブル席は手前の1席だけなのね…。

お店おかみさんにBijinninaruはカウンターへご案内された。笑顔がステキな方だ。

このカウンター、長椅子になっていているけど全部繋がってないんだな。おじさん達は2、3人でくることが多いからこういう作りなのだろうか?店主のこだわりを感じる。

 

「プレミア握りセットください」

 

静かだ。ラジオの音と旦那さんとおかみさんが作業している音しかしない。

いつも救急車とかパトカーとかけたたましくなっているイメージがあるんですけどね。どんだけ治安悪いんだよ。

 

おかみさんがテーブルへ静かに置いてくれたのは前菜、サラダである。しかし、何やら見慣れないものも載っている。

                                       海ぶどう

今調べたから間違いない。海ぶどうである。初めて見た。サラダの上に乗っているものなのか。

食べてみないとな。わかんないよな。

動物のような植物をまじまじ眺めながら

 

ぱくっ

 

…ううん?ぷちぷちが弾けてほのかに潮の香りが??シーザードレッシングの量多すぎてよくわからないな。

 

結局、海ぶどうの味がよくわからないままサラダを完食した。

 

 

程なくして目の前で握っているおやっさんが大きなランチプレートを渡してきた。

メインディッシュ、プレミア握りセットである。

残念だが、画像は用意できなかったので上記の画像を見てほしい。

 

たまご・あなご・マグロ・大トロ・イカ・エビ・いくら・うに・(金目?)鯛・…後はよくわかんない。

 

たまごが海苔で巻かれていない寿司である。

たまごの中心に切れ込みがあり、切れ込みの中に酢飯が詰まっている。

 

実食!

 

たまごがまた大人の好みを知っている味付けである。うまい。

甘すぎず且つ甘さが足りないわけでもなく、たまごの食感もふわふわで食べてて嫌な感じがない。

回る寿司屋は薄っぺらい甘い卵に海苔が巻かれているイメージがあるがここの寿司屋はどうも違うらしい。

たまごの革命である。

 

エビ。見た目はさほど変わらないがいつもとエビの厚さが違う。あとパサついてないしふっくらしている。

もともとエビが好きなBijinninaruはおいしいエビを頂けて大満足である。

 

続いてだが、正直なところ第一印象はよくなかった。

だがそれは店内が薄暗かっただけだったことに気づいたのだ。

 

マグロは鮮やかな人目を引くような赤色ではなく、深く鈍い赤い光を放っていた。

Bijinninaruにとってそれはガーネットの輝きのように見えたのだ。

 

マグロの話をしようか。

ス*ローのマグロは鮮やかな赤色をして消費者の食欲を掻き立てるが、以前ランチに行った別の個人経営店の寿司屋は、くすんだ赤色のマグロを提供された。味も血なまぐさった印象があった。

 

マグロという寿司ネタだけでも色んな印象があるんだなぁ。こんな色の洋服があったら来てみたいものだと思いながら最後の一片をがぶり。

 

う〜ん、満足!ランチにしては高評価である!

もう一回行きたい!

 

〜一見、薄暗くて少し入りにくそうなお店の奥には笑顔と類まれな美味しいお寿司が待っていたのでした〜

 

一度行ってみてください!